Hirorinの徒然ブログ

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パソコンを自作してみよう(第3回)~コンポーネントを購入する際のポイント(前編)

PC自作のメリットは、必要な機能を最低限のコストで入手できることに加えて、希望する仕様にカスタマイズできることです。「ゲームを楽しみたい、ビデオ映像の編集がしたい、写真を綺麗に加工したい」など、自分がPCで何をしたいのかを明確にしておきましょう。それによりコンポーネントの選択肢がより明確になってきます。
自作に必要な各コンポーネントはPC専門店などで購入しますが、今回はどう選んでいくかの基本的な要件を取り上げます。具体的な商品名と機能の詳細説明は割愛していますので、必要な場合は雑誌やWebの情報を収集してください。

1.CPU

最初に決定するのはCPUです。一つ目のポイントはPCの用途に適合するCPUの選択です。現在、販売されているCPUのほとんどはコアと呼ばれる主演算部を複数個(マルチ化)持っており、2~4つのコアで構成されているものが主流です。マルチコアにすると複数のアプリケーションを同時に実行(Webアクセス、文書作成、動画視聴、画像編集など)した際に、並行して処理が行われるために動作遅延が少なくなり、ストレスなく作業を進めることができます。
では、コアの数が多いほど高速な処理ができるのでしょうか。その答えは、マルチスレッド対応のアプリケーションを実行する場合を除いて『NO』です。マルチスレッドとはある処理を複数のコアに分散して実行することで、全てのコアを使う場合において理論的には一つの実行処理が1/n(nはコア数)の時間で済むことになるので、処理が高速化することになります。ところが、マルチスレッド対応のアプリケーションを実行するとコアが多い分だけ処理に伴う発熱が増加するため、プロセスルール(CPUの回路線幅)が同一の場合はコアがより少ないCPUに較べて動作周波数は低めに設定されています。一方、マルチスレッド非対応のアプリケーションでは、たとえCPUがマルチコアであっても一つのコアのみを使用して処理を実行しますので、動作周波数が高いほど高速化することになります。この点は重要なファクターですので覚えておきましょう。
二つ目のポイントは価格(予算)です。一般的には同一シリーズのCPUではコア数が多いほど、動作周波数が高いほど性能がアップするので高価になります。しかし、価格が3倍だから性能が3倍になるということはありません。販売中のCPUでは数千円~10数万円まで幅広く商品が揃っていますので、コスト・パフォーマンスを勘案しながら要求レベルと所要予算を考慮して選択することになります。余談ですが、プロセスルールが小さく(例、65nm→45nm)なると消費電力の低減により周波数を高めることができるとともに、ダイ(CPUの回路基盤)の大きさが小さくなって歩留まりが増加するので、高性能なCPUをより低コストで製造できることになります。
三つ目のポイントはCPUメーカーです。インテル及びAMDが主力メーカーで、前者はマーケットの8割程のシェアを占めています。インテルはその資金力を背景に新技術や新機能をいち早く導入し、PCの性能やトレンドを決定する存在ですが、シェアが大きいために価格的には高いレベルにあります。一方、AMDは新技術や新機能の導入ではインテルの後追いとなりますが、後発のためコストパフォーマンスの良いCPUを商品に揃えています。両メーカーとも基本的な必要条件は満たしていますので、CPUに配分できる予算により性能・機能を考慮してメーカーを決定すれば良いでしょう。
以上の点を勘案すると、動画作成・編集または画像編集などの処理負荷が高く、主としてマルチスレッドに対応したアプリケーションを利用する場合は、3~4コアのCPUにメリットがあるでしょう。また、マルチスレッド非対応の3Dゲーム(マルチスレッド対応の3Dゲームもある)などが主な用途の場合は、動作周波数がより高い2コアのCPUを選択することもあり得ると思われます。

2.マザーボード

IntelとAMDでCPUソケットが全く異なりますので、使用するCPUが決まれば自動的にマザーボードの対応が確定します。残る選択肢はメーカーとグレードです。
様々なマザーボード・メーカーが存在しますが、ユーザーの支持が多い会社はAsustek、Gigabyte、MSIなどです。グレードとしては、選択したCPUによりチップセット(例、IntelならX58やP55など)が異なるとともに、電源回路などで使用する電解コンデンサーの品質やオーディオ、LAN、RAIDなどの各種機能に係るパーツ実装状況により違いが出てきます。
出来るだけ高品質なパーツを使用したマザーボードを選択する方が寿命や安定度の面でベターですが、当然ながら製造コストの上昇が販売価格に反映されてきます。価格的には、1万円前後~4万円程度まで幅広い製品ラインナップがありますので、全体的な予算総額とのバランスを考慮して選択することとなります。また、前述したメーカーから購入すれば、信頼性やサポートの点でも心配はありません。

3.メモリー

CPUが指定するDDR2又はDDR3のいずれかのメモリーを使用します。新聞や雑誌などで目にするサムスン、ハイニックス、エルピーダなどの会社はメモリー・チップのメーカーで、我々はマザーボードで利用するためにチップを回路基盤に取り付けたメモリー・モジュールを購入することになります。
メモリー・モジュールにはブランド品とバルクと呼ばれるノーブランド品の2つの種類があります。前者はモジュール・メーカーが行う何段階かの厳密なテストに合格した品質と性能を保証する商品で、後者は一部のテストを省略したり基盤設計を変更した商品のことでメーカー保証はありません。価格が安いのが後者のメリットですが、保証は販売店の初期故障対応のみとなります。ノーブランド品も不具合がなく正常に使用できれば問題はありませんが、稀にCPUやマザーボードとの相性が出る場合もありますので、やや高価ですがブランド品の方が安心できると思います。

4.HDD

通常、ノート型以外のPC自作ではS-ATA接続、7200回転、バッファメモリー8~16MB仕様の3.5インチHDDを使用します。製品としては3.5インチ及び2.5インチともに、Seagate、Western Digital、HGST(Hitachi Global Storage Technologies)などのメーカーが各種容量のラインナップを揃えています。
性能を詳細にチェックするとランダムアクセスなどで若干の差がありますが、機構的には流体軸受やプラッター停止時のヘッド格納機能を持つものが一般的ですので、あまりメーカーにこだわる必要はありません。また、必要とする記録容量は用途によっても違いがありますが、不足した場合はHDDを増設すれば対応可能ですので、1GB当たりのコストが小さい1~1.5TBのHDD(秋葉原店頭価格で1TBのHDDが7千円程度)を選択するのが良いでしょう。
なお、SSDについては私自身が使用していないために今回は割愛しています。必要とする場合は、Webや雑誌などの情報を確認してください。

次回は、「コンポーネントを購入する際のポイント(後編)」です。
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