Hirorinの徒然ブログ

写真、PC、フライトシミュレーターを主体に考えていることや感じたことを記事にします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

デジタル一眼レフを使ってみよう(最終回)~撮影に必須の留意点<後編>

シリーズ最終回となる後編は、失敗せずに上手く撮影するための残り七つのポイントです。

9.露出補正を使いこなす。

カメラが指示する露出値は、必ずしも撮影した写真を見た時の適正露出ではありません。デジタル・カメラはフィルムとは違って、画像コンセプトに基づくソフト処理及びフィルターなどの各種設定により最終的な画像が作成されています。そのため、表示される画像には各社の個性とも言える絵作りが反映されることが少なくありません。
例えば、私のD300やD700では色再現(各種効果はデフォルト設定)については全般的にニュートラルなのですが、明るさについては実際のシーンよりも明るく表示されるように感じられます。よって、太陽の位置や光線状態により異なりますが、通常でも-1/3~-2/3段の設定で露出補正を常用しています。また、撮影する被写体や背景の印象をより強調するために、朝日や夕日、青空などのショットでより積極的に大きな露出補正(主としてアンダー)を用いることがあります。
ただし、これらの補正量は主観による部分も大きいので、各ユーザーが所有するカメラの特性や撮影時の条件に合わせて決定することになります。

10.マニュアル・フォーカスで撮影する。

オートフォーカスも万全ではありません。説明書にもいくつかの例が記載されていますが、私が経験したオートフォーカスに難があるシーンは以下のとおりです。

1)被写体が遠くにありフォーカスポイント枠よりも小さく、背景に合焦してしまう可能性がある。
2)被写体は近くて大き目だがファインダーに急に入ってくるため、合焦までにタイムラグがある。
3)不規則に動く被写体で奥行きが長く、希望する部分に合焦させるのが難しい。
4)夜間における動く被写体で距離が遠く、合焦精度に難が出る可能性が高い。

これらのケースでは、積極的にマニュアル・フォーカスで撮影し自分のイメージに近いショットを得るようにしています。

11.マニュアル露出で撮影する。

周囲の状況によっては自動露出が適正な数値を示しているとは限りません。以下の写真をご覧ください。

Digital camera_8
**撮影データ=絞り優先AE、ISO640、f5.0、1/3200秒、-0.3段補正、WB晴天(2010.1.11、常磐線石岡~高浜間)**

Digital camera_9
**撮影データ=絞り優先AE、ISO640、f5.0、1/1600秒、-0.3段補正、WB晴天(2010.1.11、常磐線石岡~高浜間)**

当日は、厚い雲に覆われた曇天で午後2時頃に撮影しています。ヘッドライトの光が架線やレールに反射して輝き、周囲は夕方のような薄暗さでした。2枚目は少し暗めという程度ですが、1枚目は真っ暗とも言える状態で大きく露出アンダーになっています。
この原因としては、1枚目の写真は被写体が遠く機関車前面の面積が小さいために、露出計は周囲の明るさと同等程度に計測していると考えられます。そこにヘッドライトの強く明るい光が入ってきたので、EV値が上昇しシャタースピードが速くなって適正露出よりも大きくアンダーになったという訳です。一方、2枚目の写真は被写体が近づいて機関車前面(赤色)の面積が大きくなり、周囲より明るい前面に露出が合い始めていますが、ヘッドライトの影響がやや残って露出が少しアンダーになったという訳です。
つまり、周囲の明るさを加味しつつ被写体の明るさを計測するマルチパターン測光や中央部重点測光による自動露出では、そこに強い光が加わるような場合は明暗差の影響が強く現われてきます。そのため、それを回避するにはマニュアル露出(又はスポット測光による自動露出)で撮影する必要があります。

12.ホワイト・バランスをマニュアルで設定する。

ホワイト・バランス(以下、WB)もマニュアルで設定した方が発色が自然になることがあります。日中の撮影ではほとんどオートで問題ありませんが、同一の色が多く日陰になるような状況(例えば、森の中など)ではオートで撮影すると色温度が変化し、実際の色と見た目の色の感じが違ってくることがあります。
このような環境では光源や周囲の状況を考慮してテスト撮影を行い、色の変化をチェックしながらWBを調整していけば万全です。しかし、時間的な問題でテストできないこともありますので、日中の撮影ではWBを「晴天」に設定しておくとほぼ適正な色再現が可能になります。

13.カメラやレンズは小さく動かす。

航空機など動く被写体の追尾や流し撮りを行う場合は、カメラやレンズを動かし過ぎないようにしましょう。本来は被写体の動きと同調するのがベストですが、これがかなり難しく何度も失敗しながらコツをつかまなければなりません。
動かし過ぎた場合は被写体の動きよりも大きい訳ですから、「手ブレ」をより助長することになってしまいます。そのため、被写体の動きに同調させることに集中しつつ、小さく動かすことを心掛けるとブレを抑えることができます。この場合でも、当然ながらブレの発生を0にすることはできません。

14.連写機能を活用する。

AF性能の向上に伴い、動く被写体をカメラで追尾する際に連写で撮影すると、その中の何枚かがブレが少なく鮮明に写っていることが少なくありません。ブレ抑制には前項の留意点が重要なのですが、一発勝負でなく撮影枚数を増やして発生の確率を下げようという訳です。
この場合、連写中に一旦レリーズ・ボタンを離してAFをリセットし、被写体を捉えたら再度半押しによりAFをオンにすると更に効果的です。

15.機材を愛する。

自分が使うものを愛し大切にメンテナンスしないと、本来の性能を保持することができません。カメラやレンズも同様で日常のメンテナンス(水滴を拭いたり、ブロアーで埃を吹払うなど)を心掛けることにより、その性能を十分に発揮し自分のイメージに合致した写真を撮影できるのです。
その逆の最たるものがカメラやレンズにカビを発生させることです。本来の性能が低下するばかりでなく、補修に数万円の費用を要することも珍しくありません。正に「泣きっ面に蜂」になってしまうので、こまめなメンテナンスを怠らないようにしましょう。

数多くの留意点を取り上げましたが、一つ一つトライしてその効果を確認のうえ、自分の個性を活かした写真を撮影してください。また、メンテナンスのポイントについては、追って記事にしようと考えています。
スポンサーサイト

テーマ:デジタル一眼レフ - ジャンル:写真

  1. 2010/02/05(金) 06:03:04|
  2. 写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<5388列車を撮る(第3回) | ホーム | 「カシオペア」、「北斗星」を撮る(第3回)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hiro0601sky.blog12.fc2.com/tb.php/47-6d5e7836
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Hirorin

Author:Hirorin
FC2ブログへようこそ!


【座右の銘】
・一期一会
・One for All, All for One


【趣 味】
・写真
・パソコン
・フライトシミュレーター
・オーディオ
・ゴルフ

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (14)
百里基地 (135)
成田空港 (3)
ライフスタイル (3)
ネイチャー (9)
写真撮影 (12)
EF81 (63)
SL (1)
EF510 (37)
フライトシミュレーター (5)
Boeing 747 (10)
ブックマーク (8)
パソコン (8)
EH500 (15)
フーズ & ドリンクス (2)
酒米「渡船」 (20)
カシオペア & 北斗星 (48)
5388列車 (21)
ジョイスティック & ペダル (4)
かしてつバス (2)
A380 (2)
安中貨物 (23)
651系 (44)
常磐線 & E653系 (36)
ED75 (11)
Windows Home Server (7)
鉄道写真撮影 (8)
接写 (4)
地蔵堂と大銀杏 (9)
新田原基地 (13)
E657系 (27)
Windows 8 (3)
臨時(イベント)列車 (3)

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。