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今回は、昨年12月下旬に撮影したショットにフォーカスします。機材は、D700+24-70mmズーム、D300+85mmレンズ(6~7枚目)を使用しています。

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**

**羽鳥~石岡間を走行する5388列車(2010/12/29、EF510-501)**
1~5枚目は広角(32mm相当)でロー・アングルに、6~7枚目は中望遠(128mm相当)でノーマル・アングルに撮影しています。
レンズの画角や被写体の捉え方で全く違って見えます。皆さんのお好みはどちらでしょうか!?
~ パンタグラフはいつどこで昇降する? ~一般的に電気機関車は1両当たり2基(EH形式を除く)のパンタグラフを装備し、運転を開始する所属区所(又は駅)で上昇させて、運転を終了した駅(又は所属区所)で下降させています。
ところが、交直流機関車は電源方式がそれぞれに異なる区間を走行するために、2基とも使用したり、1基のみを使用したりします。何故、何処で昇降させているのでしょうか。
1)使用する数通常、電気機関車は直流区間では2基、交流区間では1基のパンタグラフを使用します。
同一出力(消費電力)で走行している場合、直流区間(1.5KV)では交流区間(20KV)よりも電圧が低いために、相対的にパンタグラフに流れる電流値が大きくなります。そこで問題になるのが架線と集電舟との間隙により生じるアーク(火花)です。アークは電流が多く流れるほど大きくなり、架線溶融による切断の可能性が高くなります。つまり、直流区間では2基を使用することにより1基当たりの電流値を小さくするとともに、どちらかが架線に接触し続けて安定的に電気を供給するという訳です。
なお、交流区間ではパンタグラフに流れる電流値が小さいこと、電気の向きが切り替わるためにアークが大きくならず、溶融により架線を切断する可能性が小さいことも1基のみ使用する理由です。
2)昇降させる時期 電気機関車のパンタグラフは上昇を空気圧で、下降をバネの力で動作させていて、昇降は必ず停車中(電車も同様)に行います。
上昇時には集電舟が架線に最初に接触した際の衝撃で、安定して接触するまでに何度か上下し隙間が生じます。そのため、走行中にパンタグラフを上昇させると、上下方向の力に加えて横方向の力が加わるため、後者が架線を切断する可能性が高くなります。また、下降時も集電舟がフックで完全にキャッチできれば良いのですが、そうでない場合は上昇と同じ状況が発生してしまいます。それらの危険性を回避するために、必ず停車中にパンタグラフを昇降させています。
以上から答えは。交流から直流に進入する場合は「デッドセクションを通過する手前の停車駅」で上昇、直流から交流に進入する場合は「デッドセクションを通過した次の停車駅」で下降となります。
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2011/03/09(水) 06:21:48|
- 安中貨物
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| トラックバック:0
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| コメント:2
最近からですが、楽しく読ませて頂いてます。
かなり研究されてるんですね!
オイラには、サッパリな事ばかりっす。
去年くらいから、列車撮るようになりまして、皆さんの記事拝見しとります。
(以前より鉄道好きだったんですがね・・・)
これからも更新、楽しみにしております。
- 2011/03/10(木) 21:28:26 |
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- 店長・・・だった #-
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初コメントありがとうございます。震災により返信が遅れて申し訳ありません。
本ブログの記事は私が興味を持ったテーマについて、背景にあるポイント(核心?)を「自分の感性で探求する」をポリシーにしています。
そして、学んだことや把握している情報を出来るだけ平易にまとめるように心がけています。最近は鉄道関連記事が多いのですが、撮影に成功した画像ばかりでなく失敗した画像も掲載して、その原因や対応策を開示しています。
>オイラには、サッパリな事ばかりっす。
テーマが硬派で難解なことがあるかもしれませんが、日常生活や趣味を楽しむ折に「これだったのか」と気付いていただけたら幸いです。また、分からないことがあれば、遠慮なくコメントしてくださいね。
- 2011/03/15(火) 06:14:43 |
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