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6月25日上野発の下り「カシオペア」で営業運転を開始したEF510-500番台。専用カラーのEF510-509号機が既に納入されていますので、ブルーのEF510-500が牽引するカシオペアはこの時期限定で極めて貴重です。
今回は、矢板~氏家間で撮影した同機が牽引する上り「カシオペア」にフォーカスします。機材はD700+24-70mmズーム、70-200mmズームレンズ、D300+300mmレンズ+1.4倍テレコンバーター(1~4枚目)を適宜使用しています。
≪カシオペア≫
**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
緩い上り勾配を駆け上がってきます。四つ目のヘッドライトが印象的ですね。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
機関車が右カーブに差しかかって向きを変え始めました。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
こちらにぐんぐん近づいてきます。どちらかと言えばEF81は穏やかでフラットな感じですが、EF510はより精悍になり迫力があるように感じます。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
クールですねー。でも、個人的にはブルーの車体にブルーのヘッドマークは映えないような気がします。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
機関車正面のクローズアップ、迫力あるなー。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
最後尾のカハフE26-1をゲット。車体の陰に露出が合っているので、背景が白飛びしてしまいました。

**蒲須坂~氏家間(2010/7/11、EF510-506)**
曇天時における空の白飛びを回避するため、俯瞰ぎみに地面のウェイトを大きくしました。稲や木々のグリーンにブルーとシルバーのコントラストが鮮やかです。
今月中頃に専用カラー2両目の510号機が納入されれば、専用機によるカシオペアの牽引が始まるはずです。
~ EF510の撮影は難しい!? ~ 期間限定となるブルーのEF510-500が牽引するカシオペアを鋭意撮影していますが、自分なりに把握した留意点をまとめてみます。

**矢板~片岡間(2010/7/1、EF510-505)**
撮影時刻は7:27頃、機材はD300+300mmレンズ+1.4倍テレコンバーターを使用し、撮影データはISO400、絞り優先AE(f6.3、1/800秒)、-0.3EV補正、マルチパターン測光、シングルポイントAFモードです。
一見して明らかなのは、露出が不足気味で焦点が甘く画質が荒く感じられることです。梅雨の曇天で周囲がかなり暗いことに加えて、ヘッドライトのハイビームによる強い光線が露出と合焦精度に影響を及ぼしたと思われます。

**矢板~片岡間(2010/7/4、EF510-501)**
撮影時刻は7:27頃、機材はD700+70-200mmズームレンズを使用し、撮影データはISO200、絞り優先AE(f3.5、1/800秒)、-0.3EV補正、スポット測光、ダイナミックAFモードです。
手持ち撮影で測光及びフォーカス・エリアは画面中央に設定しています。ヘッドライトの影響を小さくしようと考えてスポット測光にしたのですが、機関車が近づくと横方向の動きが大きくなるので、狭い測光範囲がライト部に入ったことで逆に露出不足が大きくなったと思われます。
一方、AFセンサーは被写体までの距離が近くなったためか、確実に合焦させているようです。他のショット(本稿の5~6枚目)では一部に若干の露出不足はありますが、ほぼ適正露出の範囲内に納まっているように見えます。
因みに、1~4枚目のショットは測光及びフォーカス・エリアを連結器上部辺りに設定して、ISO400、マニュアル露出(f6.3、1/1000秒)、マルチパターン測光、ダイナミックAFモードで撮影しています。
周囲の明るさ、撮影アングル及び被写体の動きなどの多様なファクターが関係してきますが、物体の中心付近で強い光を発して近づいてくるような被写体では、前述の撮影方法は一つの解答になると考えられます。
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2010/07/12(月) 06:12:24|
- カシオペア & 北斗星
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