Hirorinの徒然ブログ

写真、PC、フライトシミュレーターを主体に考えていることや感じたことを記事にします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

鉄道写真を楽しもう!!(最終回~追加編)

前回で本シリーズ記事は終了なのですが、私が最近チャレンジしている撮影手法を紹介します。

Ⅷ ローポジションからの流し撮りにトライする

線路脇の小道から7~8mの距離で撮影しています。腋を締めて腰を中心に上半身を回転させる基本は他の流し撮りと変わりません。
列車の相対的な走行速度が高くなるため、シャッタースピードは通常よりも2段ほど速めると良いようです。

失敗ショット】

EF81_377
**常磐線高浜~石岡間(2012/2/26、EF81 133)**

【成功ショット】

EF81_378
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/3、EF81 80)**

EF81_379
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/13、EF81 81)**

Series 651_150
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/4、651系)**

Series 651_151
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/11、651系)**

Series 651_152
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/18、651系)**

Series 651_153
**常磐線高浜~石岡間(2012/3/18、651系)**

スピード感とともに、一層の迫力が加わるのが最大のメリットです。積極的にチャレンジしてみましょう。
スポンサーサイト

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2012/03/25(日) 16:30:44|
  2. 鉄道写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

鉄道写真を楽しもう!!(最終回)

今回は、「撮影した画像ファイルを活用するポイント」にフォーカスしていきます。作例のショットは、一部を除いてこれまでの記事で使用したものを再掲しています。

Ⅶ RAWファイルで撮影、レタッチ・アプリケーションで加工する

1.RAWファイル撮影のメリットを知る

撮影の際にどのような画像ファイルを選択していますか。
「JPEG」、「RAW」、「RAW+JPEG」、「TIFF」など選択肢は複数あるのですが、私は撮影現場で第三者に画像ファイルを手渡すことはありませんので、主に「RAW」(簡易なスナップでは「JPEG」も選択)のみで撮影しています。既にご存知かもしれませんが、RAWファイルの長所と短所を整理しておきましょう。

【長所】
1)JPEGやTIFFへのファイル変換の際に、色空間(S-RGBやAdobe-RGBなど)の選択が可能である。
2)RAW現像ソフトにより露出オーバーやアンダーを補正することができる。
3)RAW現像ソフトによりホワイトバランスを調整することができる。
4)RAWファイルによる加工・調整では、画質を劣化させることが少ない。
5)複数の現像ソフトを使い分けることにより、それぞれの個性(微妙な差)を活かすことができる。

【短所】
1)RAW現像ソフトによりJPEGやTIFFの画像ファイルが生成されるため、手間と時間が必要で即時性に難がある。
2)同一サイズのファイルではJPEGよりも数倍の容量を必要とする。
3)RAWファイルのみ(JPEG、TIFFのみの場合も同様)で記録する場合、保存に失敗すると撮影画像の再現が困難になる。

特に大きな特長だと考えられるのが、色空間の選択、露出・ホワイトバランス補正及び画質劣化の抑制です。また、ファイル保存の失敗はこれまで経験していませんが、メモリーカードのWスロット装備機なら同一形式・同時記録により回避することが可能です。

RAWファイルのメリットを再認識して、撮影時に必要とするファイル形式を選択するようにしましょう。

2.画像ファイルを上手に活かす

画像(RGB化)として使用する主要なファイルはJPEGとTIFFの2形式が一般的です。前者は圧縮されて容量が小さく、後者は非圧縮で容量が大きくなるという特徴がありますが、JPEGファイルは加工時や再保存時の画質が劣化し易いという欠点を持っています。本項では詳細な説明は割愛しますので、興味のある方はWebや雑誌などで情報を収集してください。
加えて、ファイルの色再現性を決定する要素が「色空間(カラー・スペース)」の設定です。色空間には数多くの基準(形式)がありますが、我々が通常使用するのは「S-RGB」と「Adobe-RGB」の2種類です。「Adobe-RGB」は、「S-RGB」よりも色域(特に、青と緑側)が広く印刷用途に向くと言われていますが、モニター及びプリンターによっては非対応の製品がありますので注意が必要です。
絶対的な選択ではありませんが、Webへのアップロードには「S-RGB」によるJPEGファイルを、プリントでの作品作りには「Adobe-RGB」によるJPEGまたはTIFFファイルを使用するのが好適だと考えています。

RAWファイルからJPEGファイルやTIFFファイルへの変換の際に、同時に色空間設定プロファイルを添付(埋め込み)しておくと良いでしょう。

3.レタッチ・アプリケーションを活用する

撮影時に露出や被写体位置が適切であれば、画像に何も加工する必要はありません。実際には露出がアンダーやオーバーだったり、被写体が写っている位置が適切でないことが数多くあります。
幸いにも、画像ファイル(RAW、TIFF、JPEG)はレタッチ・アプリケーション(RAW現像ソフトやPhotoshopなど)により簡単に加工(修正)できますので、積極的に活用してみましょう。

Series E653_52
**「フレッシュひたち」のショット~トリミング前**

Series E653_21
**「フレッシュひたち」のショット~トリミング後**

Series E653_53
**「フレッシュひたち」のショット~明るさ補正前**

Series E653_15
**「フレッシュひたち」のショット~明るさ補正後**

EF81_376
**1657列車のショット(EF81)~傾き補正前**

EF81_28
**1657列車のショット(EF81)~傾き補正後**

レタッチにより画像イメージは大きく変わってきます。加工により少なからず画質の劣化が生じますので、「カット&トライ」で適切な修正レベルを見つけてください。

4.カラーマネジメントの必要性を認識する

パソコンを使って画像を見るには、液晶モニターが必須です。また、プリンターで印刷して保存するという方法もあります。
出来るだけ見た目に近い色を再現しようとする場合、カラーマネジメントと呼ばれるモニターのキャリブレーションやプリンター・ドライバの適切な設定、画像ファイルへのプロファイル(色再現情報)生成、照明の光温度や壁の色などの環境条件を整備する必要があります。

モニターは経年劣化などにより色の再現性が変化するので、キャリブレーターによる補正(キャリブレーション)は不可欠です。色再現性向上のためにプリンター、室内照明などのカラーマネジメントにトライしてみましょう。 続きを読む

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2012/03/06(火) 22:39:24|
  2. 鉄道写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鉄道写真を楽しもう!!(第6回)

今回は、「ショットのバリエーションを広げる列車撮影のポイント」にフォーカスしていきます。作例のショットは、一部を除いてこれまでの記事で使用したものを再掲しています。

Ⅵ 視点を変えて撮る

1.撮影前に実践していること

現地に到着したら、直ぐに線路近くに赴いてカメラをセットしていませんか。これでは列車オンリーのショットになり、周囲の環境に目を向けることが難しくなってしまいます。
ショットのバリエーションを広げるという観点から、私は以下の各項目に留意しています。

1)出発前に運行状況と現地の天候を確かめて、どのようなショットを撮影するかイメージしておく。
2)現地到着後は天候、風向き、雲の状況をチェックするとともに、必要な機材(カメラ、レンズ、三脚その他)を用意する。
3)線路には直ぐに近づかず、50~200m程離れた地点で自然環境(森林、田畑、小川、草花など)の状態を確認する。
4)前号の要素を勘案してどのようなショットが撮影できるかシミュレートし、必要により事前のテスト撮影を行う。
5)シミュレーション及びテスト・ショットの結果から、微調整を加味してショットのイメージを決定する。
6)前号のイメージを保持しながら、平常心で本番の撮影に臨む。

当然ながら、状況により必要な項目を取捨選択しています。また、撮影時に慌てて失敗しないようにするため、現地には早目に到着(約20分前)することが肝要です。

線路近辺だけでなく少し離れた場所にも数多くの発見がある。そこに着目することが鉄道写真の幅を広げ、進化(深化)させるポイントと言えます。

2.自然環境をより多く取り入れる

自然とともにある鉄道、都会を離れると四季折々、朝、昼及び夕方に素晴らしいシーンが展開されていきます。
列車だけでなく、自然を取り入れた撮影にトライしてみましょう。

Series 651_27
**田んぼが水鏡になったショット(651系)**

EF510_Cassiopeia_34
**穂が黄金色になった稲のショット(EF510)**

EF81_340
**多彩な表情を見せる雲のショット(EF81)**

水、木々、草花、空や雲など、身の回りにある様々な事象に目を向けることがグッドショットを得る秘訣です。

3.列車以外の被写体に合焦させる

列車にフォーカスを合わせるのが一般的ですが、発想を変えて別のターゲットに合焦させてみましょう。
列車が脇役、その他の被写体が主役と役割を替えたショットです。何を主役にするかで効果は違ってきますが、列車が背景に馴染んでしっかりと主役を支えています。

EF81_87
**菜の花と組み合わせたショット(EF81)**

EF81_69
**桜の花と組み合わせたショット(EF81)**

EF510-500_145
**蓮の花と組み合わせたショット(EF510)**

主役は可憐に咲く色鮮やかな花々ですが、いぶし銀の味を出す名脇役(列車)がいないと主役も引き立ちません。

4.周囲の人たちと組み合わせる

生活全般をサポートしている鉄道、人々の姿と組み合わせて鉄道を撮影するのは至極当然なことではないでしょうか。
私は人の営みに着目して鉄道を捉える視点もとても大切だと考えています。

Series 651_25
**田植え作業に励む親子のショット(651系)**

EF81_155
**貨物列車を見送る親子のショット(EF81)**

Series E531_4
**発車ベルを鳴らす女性車掌のショット(E531系)**

人々の何気ない動きを捉えるのも鉄道写真の面白さ、それぞれに違った雰囲気と個性があるシーンだと思いませんか。

6.車両のコンポーネントをクローズアップする

列車は複数の車両が連結されて組成されています。その車両を構成するのが筺体、台車、空調などの部材や設備及び内装(座席含む)のコンポーネント類です。
日頃は注目することが少ない部分(コンポーネント類)をアピールしてみましょう。

Hokutosei_23
**「北斗星」ヘッドマークのショット(EF81)**

EF510_Hokutosei_93
**「北斗星」食堂車のテーブル・ランプのショット(24系25形)**

EF510-500_146
**EF510-500の台車のショット(EF510)**

遠目には分からないディテールが明確になり、メーカーのこだわりも感じられるかもしれません。 続きを読む

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2011/11/01(火) 22:46:39|
  2. 鉄道写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鉄道写真を楽しもう!!(第5回)

今回は、「流し撮りに係る列車撮影のポイント」にフォーカスしていきます。作例のショットは、一部を除いてこれまでの記事で使用したものを再掲しています。

Ⅴ 流し撮りを活用する

通常の写真(静止画)撮影では、「被写体を写し止める」ことが基本です。そのため、動いている物体を撮影する場合は「被写体のスピードはどの位か」、「被写体の正面を捉えるのか」、「被写体の側面を捉えるのか」、「被写体からどの位離れているのか」などの要素により静止可能なシャッタースピード(以下、SS)が異なってきます。
例えば、時速72km(秒速20m)で走行している電車の側面を1/1000秒で撮影した場合、この間に車両は20mm(絶対的移動量)動くので、車体長が20mであれば1/1000の比率でブレが生じていることになります。加えて、撮影地点が電車に近い場合と離れている場合とでは見かけ上の移動量が異なってくるために、1/1000秒のシャッタースピードでも前者(数m位)ではブレているのに、後者(数10m超)ではブレていないという現象が生じます。
そして、ISO感度及び絞りが一定の条件下では、SSは光の量(明るさ)で決まってきます。即ち、朝夕及び夜間などの光量が少ない環境においては設定限界(画像ノイズとレンズ開放絞りなど)により、適正露出を得るためにSSを下げざる得えません。その結果、被写体の移動量は大きくなるために、離れていてもブレる可能性が高くなってきます。
その問題を解決する技法が流し撮りです。被写体の動く状態にカメラの動きを「同調」させて、シャッター動作中における「見かけ上の被写体移動量を0」にすることを意図しています。


1.メリットとデメリットを考える

≪メリット≫

1)背景や前景が流れるために、被写体の移動している様子が強調されて動感が著しく向上する。
2)光量が少なくなる朝、夕及び夜間において、低速なSSでも動いている被写体を写し止めることができる。
3)被写体との重なりが敬遠される架線柱や手前の施設物も流れることで、形が変わるために目障り感が低減される。
4)背景となるビルの複雑な形状や構築物などの模様が流れることで、形が単純化されて被写体が浮き上がるように感じられる。
5)夜間における背景の照明が流れることにより、意図しない効果を表現できることがある。

≪デメリット≫

1)同調が正確でなかった場合は、横方向だけでなく縦方向のブレが加わるために効果がマイナスになってしまう。
2)SSの低減は一方で手ブレの増大につながることから、無制限ではなく一定の限度がある。
3)撮り直せない被写体では、同調性に係る成功率を勘案すると流し撮りが選択しにくい場合がある。

ショットの成功率を上げるには数多く体験(練習)して「自分なりのコツを掴むこと」が肝要、失敗を恐れずに積極的にトライしましょう。

2.基本的な撮影法を知る

撮り方のポイントは、一にも二にも被写体の動きに正確に同調させること。また、フレーミング的には車両の先頭をファインダー中心に置かないように捉えることも重要です。

1)横方向の流し撮り
直線区間などで線路と平行に体を構えて、右または左方向から走行してくる列車の動きにカメラの横方向の動き(振り)を同調させます。
三脚の使用は微妙な傾きに対応し難いことに加えて、運台を動かすことに集中して同調性が低下する欠点があると言えます。手持ちによる流し撮りの留意点は以下のようになります。

①足を肩幅程度に開いて下半身を安定させ、上半身を起してスタンスを線路と平行にする。
②肩の力を抜くとともに、両腋を軽く締めるようにして左右の二の腕を脇腹に添える。
③背面モニター部を頬に付けてズレを防ぐとともに、左手でレンズ鏡胴の前側を持ち、右手でグリップをしっかり掴んでカメラを支える。
④前号までの構えを保持しながら、腰を中心に肩を回転させるようにしてカメラを左右方向に動かす。
⑤フォーカス・ポイントを利用して線路面との平行度を事前にチェックし、修正が必要な場合は上半身(背骨)で微調整する。
⑥必ず先行列車でテスト撮影(次号の後半部分)を行って、同調性及び縦ブレの状態を確認しておく。
⑦本撮影では前号のテスト結果を微調整するとともに、フォーカス・ポイントで車両の目標部分(ヘッドマークやナンバーなど)を追いながらシャッターを切る。

Series 651_39
**スーパーひたちの流し撮りショット(651系)**

EF81_200
**1656列車の流し撮りショット(EF81)**

EF510-500_108
**2094列車の流し撮りショット(EF510)**

事前にフォーカス・ポイントをファインダーの右側(中心と右端の中間位~左から右への動き)又は左側(中心と左端の中間位~右から左への動き)に移動しておきましょう。

2)縦方向の流し撮り
跨線橋上などから接近してくる列車を狙うことが多く、カメラは上から右下または左下方向へを動かします。逆に、走り去る列車を狙う場合には、カメラを右下または左下から上方向に動かすことになります。
動きの自由度から三脚を使うことは困難と言っても過言ではなく、手持ち撮影での精度(成功率)をアップさせることになります。留意点は以下のようになり、それ以外は横方向の流し撮りと共通です。

①足を肩幅程度に開いて下半身を安定させ、上半身を起してスタンスを線路に対向させる。
④前号までの構えを保持しながら、肩の回転と上半身をやや屈曲させるようにしてカメラを上下方向に動かす。
⑥必ず先行列車でテスト撮影(次号の後半部分)を行って同調性及び横ブレの状態をチェックしておく。

Series 651_110
**スーパーひたちの流し撮りショット(651系)**

EF81_328
**2097列車の流し撮りショット(EF81)**

EF510-500_132
**2089列車の流し撮りショット(EF510)**

事前にフォーカス・ポイントをファインダーの下側(中心と下端の中間位)に移動しておきましょう。

3.シャッタースピードを選択する

使用するシャッタースピードは、列車の走行速度及びショットのイメージにより違いがあり、1/##秒を選択するのが良いとは断言できません。シャッタースピードが遅ければ背景の流れ方が大きくなり動感がよりアップすることになりますが、遅ければ遅いほど手ブレが発生し易くなり、成功率がダウンする二律背反関係にあります。
横方向の流し撮りの場合、参考値ですが在来線の特急列車(130~100km/h位)では1/80~1/50程度、その他の列車(90~70km/h位)では1/60~1/30程度を目安にすると良いと思われます。勿論、新幹線などのより高速な列車では1/125以上のシャッタースピードを選択することもあるでしょう。また、流し撮りに係る実用的なシャッタースピードの下限は、一般的には1/20~1/10秒程度と考えられています。

成功ショットの確率を高めるため、シャッター動作の設定は必ず高速連写モードを選択してください。

4.露出モード及びフォーカス・モードを選択する

シャッタースピードを変化させたくないので、露出モードはシャッター優先AEを選択するのが一般的です。ただし、背景などの状況や夜間で自分が意図する画像の明るさを求める場合は、マニュアル露出を選択することも数多くあります。
フォーカス・モードについては、夜間の流し撮りではAFの追随性低下により必ずマニュアル・フォーカス(MF)を選択しますが、日中の明るい時間帯なら連続AFモード(勿論、MFでも可)を使用することもできます。

その場の状況や撮影イメージによって、露出及びフォーカスに係るマニュアルとオートを適切に選択しましょう。 続きを読む

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2011/10/01(土) 15:08:10|
  2. 鉄道写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鉄道写真を楽しもう!!(第4回)

今回は、「カメラ・ポジションの違いによる列車撮影のポイント」にフォーカスしていきます。作例のショットは、一部を除いてこれまでの記事で使用したものを再掲しています。

Ⅳ 上から撮る、下から撮る

1.カメラを線路と平行に構える

踏切の通路などから立上がった状態でカメラを構えると、その位置(レンズ中心)は路面(≒レール上面)から概ね140cm~160cmの高さになるはずです。それ以外の場所(踏切脇の側溝や空き地など)は通路よりも低くなっていますので、前述の数値から40~50cm程度(レール上面までの高さ)を差し引くと、カメラはレール上面から90cm~110cm程度の範囲に位置することになります。

Series E653_22
**踏切脇の空き地から線路と水平に撮影したショット(E653系)**

レール面から約100cmの高さで線路に対して平行に構えると、ファインダーの中心は車両の床面付近を捉えることになります。

2.カメラ・ポジションを上下に移動してみる

線路と平行にカメラを構えると車両の大半がファイダー中心よりも上側に位置し、レール及び地面の写る面積が大きくなることでバランスが悪く感じられます。そのため、レンズをやや上に向けて背景及び空の写る範囲を増やし、車両を少し下げるようにしてバランスを取るようにします。これが線路周辺における標準的な撮影方法です。
それでは、編成形状の見え方を変化させるために、カメラの位置を上下に動かすとどうなるでしょうか。

1)上(ハイ・ポジション)から狙う

EF510_5388レ_6
**直線区間で跨線橋上から撮影したショット(EF510)**

EF510-500_90
**曲線区間で切り通し上から撮影したショット(EF510)**

更に、線路から遠く離れた場合は大俯瞰ショットになります。正に風景写真(車両は極小で豆粒大)ですね。

EF510-500_25
**愛宕山頂上(常磐線羽鳥~岩間間)から撮影したショット(EF510)**

位置的に目にすることが少ない屋根上の機器類などを撮影できるメリットがあります。加えて、カメラが下向きになって空の写る範囲が少なくなるので、曇り空で背景がグレー一色になるのを避けたい場合は、意図的にハイ・ポジションを選択しています。

2)下(ロー・ポジション)から狙う

Series E653_23
**直線区間を築堤下から撮影したショット(E653系)**

Series 485_1
**曲線区間を築堤下から撮影したショット(485系)**

覆い被さるような迫力あるシーンを撮影できるのが最大のメリットです。また、カメラが上向きになって空の写る範囲が広がるので、空の青さや雲のディテールを強調したい場合は、ロー・ポジションで狙ってみると良いでしょう。

3.レンズを選択する

ハイ・ポジションまたはロー・ポジションから狙う場合は、大俯瞰ショットを除いてカメラ・アングル的に線路から離れることは少なくなってきます。

直線区間でも曲線区間でも線路に近付いた際の要件に準拠し、撮影意図によって広角から望遠までの広範なレンズを選択することになります。

4.フォーカス・モード及び露出モードを選択する

基本的には線路形状(直線区間か曲線区間か)の要件によりフォーカス・モードを決定していきます。また、線形、周囲の状況及び光線状態によって最適な露出モードを選択してください。

フォーカス・モードは線形の違いで、露出モードは光線状態や周囲の状況を勘案して選択することになります。 続きを読む

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2011/09/01(木) 05:59:42|
  2. 鉄道写真撮影
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ

プロフィール

Hirorin

Author:Hirorin
FC2ブログへようこそ!


【座右の銘】
・一期一会
・One for All, All for One


【趣 味】
・写真
・パソコン
・フライトシミュレーター
・オーディオ
・ゴルフ

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (14)
百里基地 (135)
成田空港 (3)
ライフスタイル (3)
ネイチャー (9)
写真撮影 (12)
EF81 (63)
SL (1)
EF510 (37)
フライトシミュレーター (5)
Boeing 747 (10)
ブックマーク (8)
パソコン (8)
EH500 (15)
フーズ & ドリンクス (2)
酒米「渡船」 (20)
カシオペア & 北斗星 (48)
5388列車 (21)
ジョイスティック & ペダル (4)
かしてつバス (2)
A380 (2)
安中貨物 (23)
651系 (44)
常磐線 & E653系 (36)
ED75 (11)
Windows Home Server (7)
鉄道写真撮影 (8)
接写 (4)
地蔵堂と大銀杏 (9)
新田原基地 (13)
E657系 (27)
Windows 8 (3)
臨時(イベント)列車 (3)

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。