Hirorinの徒然ブログ

写真、PC、フライトシミュレーターを主体に考えていることや感じたことを記事にします。

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FS Partyに行ってきました

FS仲間が集う一大イベント「FS Party in Tokyo 2010」(主催:航空管制研究会)に参加しましたので、その詳細フォト・リポートをまとめてみます。

FS Partyの内容は、Windows環境の航空管制用PCと航空機用PCとを会場内でマルチ(相互)接続させて、「航空管制(ATC)の交信を通じて運航するIFRフライト」がメイン・イベントで、これが通称“生(なま)ATC”と呼ばれるものです。その他、「全員参加型のエアレース」など楽しさあふれる連続二日間に渡る企画で、ここ数年、年2回(それぞれ関東・関西で1回ずつ)のペースで開催されています。(注:ATC=Air Traffic Control)
関東地区では5月15日~16日の2日間、成田空港近接の航空科学博物館レストハウスで開催され、スケジュールは以下のとおりです。

★★5月15日(土)★★
14:00~14:30  開会式
14:30~17:45  Flight 1(路線型生ATC・・・羽田 → 岡山 → 伊丹 → 羽田 フライト)
18:00~      宴会・宿泊に向けてホテルへ移動
19:00~21:00  懇親会(マロウド・インターナショナルホテル成田:宿泊も可)
21:00~未明   自由参加の2次会・3次会・・・・(ホテル内)

★★5月16日(日)★★
8:30~ 9:00 チェックアウト。会場へ移動。
9:00~12:00  Flight 2(エアレース ・・・山手線ぐるーり一周フライト)
12:00~13:00  昼食
13:00~16:45  Flight 3(路線型生ATC・・・羽田 ⇔ セントレア(名古屋)シャトルフライト)
16:45~17:00  閉会式
17:00~18:00  撤収作業。現地解散。

私は、16日に地元の蔵元「府中誉」が開催する田植えイベントの予定があり、初日のみの参加になってしまいました。残念無念、楽しみも半減だー。それでは、初日の模様をリポートしていきましょう。

1.フライト・イベント

FS Party in Tokyo 2010_1
**FSカム本体(親機)を設定中**

FS Party in Tokyo 2010_2
**FSカム端末(子機)を調整中**

「FS(Flihgt Simulator)カム」とは、4年の開発期間を費やし晴れてデビューにこぎつけたもので、今回から新たに導入された画期的なシステムであり、管制官とパイロットとの交信(ATC:Air Traffic Control)を可能にするための装置です。親機(1台)を中心に、複数の子機(航空無線通信機器を模したもの)で構成されています。親機は全ての子機同士の通信を制御するもので、見た目には“電話局の交換機”のようです。これら子機同士の通信は、無線接続ではなく専用に構築したLAN環境の中で、ケーブル接続により音声のやり取りを可能にした、完全オリジナルなシステムです。
また、子機に表示される航空管制通信の周波数(注:もどき)は実在する航空無線用周波数の数値を表示していますが、実際には無線電波を発信しないために電波法令上に抵触する事はなく、単なる音声回線のチャンネルとして実際の雰囲気を再現させているものです。

FS Party in Tokyo 2010_3
**FSカム端末(子機)の拡大写真(エアバス風カラー。他にはボーイングカラーも有り)**

パネル上のツマミを回して周波数を変更し各管制官と交信します。親機と合わせて、こんな凄いシステムを製作された「むらぴ~♪」さんに感謝、最敬礼です。
管制とフライトに使用する全てのWindows PCは、参加者がボランティア精神で自ら持ち込んだものに、FSパーティー用にセットアップされた専用ハードディスクを読み込む事で実現しています。こうした参加者から提供されるPCがあってこそ、初めてこのイベントは成立するのです。参加する際は積極的に協力しましょう。

FS Party in Tokyo 2010_4
**管制セクションのPC**

管制官を担当する参加者(希望制)が使用するPC群。FSソフトは不要ですが、別に管制用のソフトをインストールしています。管制を統括できるシマーが羨ましい、私には無理だー。(汗)

FS Party in Tokyo 2010_5
**フライトセクションのPC**

パイロットを担当する参加者(これも希望制)が使用するPC。3画面あり、2画面ありで10台程のPCが揃いました。ここでもFS2004が主流、やはり「FSXは使いにくいのかなー」と思っていましたが、スタッフの方から理由を聞くことができました。

※FS2004(FS9)を主流にしている理由……多くの有償・無償のアドオン資産(空港・航空機など)が充実しており、空港ならば日本国内ほぼ全空港が精密なシーナリーとして実現されています。また、航空機も各機種は勿論、実在する各エアライン仕様の塗装機材が揃っているのに比べて、最新のFSXはまだまだアドオンは発展途上であり、種類・数ではFS2004が勝っているのが大きな理由です。(FS Partyスタッフ談)

FS Party in Tokyo 2010_6
**開会あいさつをする主催者のだるま急行さん(左)とspotさん(右)**

FSカムの設定と調整に時間がかかり、フライトの開始が15:00近くになってしまいました。そのため、Flight 1は「東京⇔セントレア シャトル便」に予定変更です。

FS Party in Tokyo 2010_7
**羽田空港(RJTT)から中部国際(セントレア)空港(RJGG)へのフライトプラン**

FS Party in Tokyo 2010_8
**プリントアウトした管制用のストリップ**

実際の航空管制に基づき、「デリバリー(管制承認)」→「グラウンド(地上走行許可)」→「タワー(離陸許可)」→「デパーチャー(出発レーダー管制)」→「コントロール(エンルートレーダー管制)」→「アプローチ(進入レーダー管制)」→「タワー(着陸許可)」→「グラウンド(地上走行許可)」と進みます。管制官同士のハンド・オフ用のストリップ(管制運航票)を用意するとは本格的です。

FS Party in Tokyo 2010_9
**ANA010がフライトプランに沿って管制官と交信中**

Tokyo Delivery, All Nippon 010, Request clearance to CHUBU CENTRAIR AIRPORT, Level 12000,spot No.53.We have information “A”.
フライトプランが承認されたら、グラウンドにコンタクトしてプッシュバック、エンジンスタートしてタキシングを開始します。

FS Party in Tokyo 2010_10
**タキシング中のANA010**

FS Party in Tokyo 2010_11
**ANA010に東京タワーが離陸許可を発信**

All Nippon 010, Tokyo Tower, Cleared for Take off Runway 34 Right, Wind*** at **, QNH29.9*.

FS Party in Tokyo 2010_12
**離陸滑走中のANA010**

80、V1、VR...

FS Party in Tokyo 2010_13
**離陸したANA010**

V2、Gear Up...
離陸したANA010は、デパーチャーを経て東京コントロールにハンドオフされていきます。

FS Party in Tokyo 2010_14
**ANA010に指示を出す東京コントロール**

All Nippon 010, Tokyo Control, Climb and maintain 12000,Direct to TRIKE.
フライトプランに沿って目的地への高度及び経路を指示していきます。

FS Party in Tokyo 2010_15
**ANA010に指示を出すセントレア・アプローチ**

All Nippon 010, Centrair Approach, Turn left heading 200.Reduce airspeed 190 knots.
ファイナル・アプローチに向けてレーダーベクターで方位と速度を指示していきます。

FS Party in Tokyo 2010_16
**ベース・レグからローカライザーをキャプチャーしてファイナル・アプローチに入るANA010**

FS Party in Tokyo 2010_17
**グライド・スロープをキャプチャーして着陸に向けて降下を開始したANA010**

FS Party in Tokyo 2010_18
**ANA010に着陸指示を出すセントレア・タワー**

All Nippon 010, Centrair Tower, Clear to Land Runway 36, Wind*** at **, QNH29.9*.

FS Party in Tokyo 2010_19
**着陸直前のANA010**

FS Party in Tokyo 2010_20
**着陸したANA010**

100…50..40..30..20..10..,Engine,Reverse,Flap up...
キャプテン、滑走路センターから外れています。おっと危ない、右からの風に振られてしまったかなー。(汗)
ランウェイ・アウトしたら、グラウンドにコンタクトしてスポットまでタキシングします。エンジンをストップすると最初のフライトが終了です。小休止した後、羽田に向けて出発しましょう。

今回はスペシャル・メンバーとして「僕は航空管制官」シリーズでお馴染みの㈱テクノブレインから芦達社長と今井さんが参加してくれました。来年も是非おいでくださいね。

2.懇親会

ホテル1階の「浅間」で開催された参加メンバーによる大宴会。実は、私にとってのメイン・イベントはこちらなのです。(笑)
ビュッフェ方式でメイン・ディッシュからデザートまで食べ物の美味しさは折り紙付き。飲み物もビール、ウィスキー、焼酎、ワインなど飲み放題。酒好きには堪りません。

FS Party in Tokyo 2010_21
**乾杯後に歓談中**

最初は硬かった雰囲気も、時間の経過とともに和やかになってきます。おっ、女性がいるぞー!!!

FS Party in Tokyo 2010_22
**メンバーの近況報告**

前半は各メンバーからの近況報告会、ここでしか聞けない面白い話や裏話が続出です。勿論、私も写真紙芝居を作ってマイ・ブログを紹介しました。

FS Party in Tokyo 2010_23
**メンバー同士でFS談義**

ここでは、先輩も後輩もありません。無礼講でワイワイ・ガヤガヤ、飲み放題なのでついグラスが進んでしまいます。

楽しい時間はあっという間に過ぎてお開きに、会場スタッフの皆さんありがとうございました。そして、私は後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にしたのでしたー。(涙)

シマーの皆さん、いかがですか。FS Partyってワクワクするでしょ、楽しいでしょ。こんな素晴らしい企画なのですから、次回は是非参加してみませんか。

「FS Party in Tokyo」のホームページ
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  1. 2010/05/20(木) 23:33:42|
  2. フライトシミュレーター
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Windows Vista環境におけるMSFS(FS2004&FSX)の使いこなし

Vista環境においてFS2004やFSXを使用する場合、いくつかの注意点があります。あまり情報がないようにも思えますので、おさらいを兼ねてそのポイントをまとめてみます。また、基本的な事項ばかりですので既にご存知の部分は読み飛ばしてください。
なお、操作方法における詳細な説明は割愛していますので、Webや雑誌等で情報を取得したりOSのヘルプを参照してください。

Ⅰ.HDDのパーティション分割(全てのOSが対象)

複数のパーティションに区分して効率的に利用しましょう。その方法は、CドライブはOSと一般的なアプリケーションをインストールするエリアとし、OSインストール中に指定するCドライブの数値をHDDの全容量以下にするのです。一般的には25~50GBもあれば十分です。そして、OSインストール完了後にコントロールパネルの「管理ツール」から「コンピュータの管理」をクリックし、「ディスクの管理」により残りの領域を複数のパーティションに分割します。
この場合、FS2004、FSX及びシナリー・データなどはCドライブ以外のパーティションにインストールするのがベターです。その訳は、何らかの理由でOSを再インストールしなければならない場合、Cドライブをフォーマットすることになるので、同ドライブにFSをインストールすると関連データが全て消失してしまうことを回避するためです。また、FSフォルダには航空機やシナリー等の各種データーをインストールするので容量がGB単位で増加する可能性が高く、Cドライブの容量肥大化を抑制する目的もあります。
もし、メーカー製PCなどでHDDを単一パーティションとしている場合は、別途HDDなどを用意して必ずFS関連ファイルをバックアップしてください。そうしないと、システムの再構築に多大な労力と時間が必要になります。加えて、複数パーティションに区分した場合も、万一のHDDクラッシュに備えて各ドライブのバックアップを怠らないようにしてください。
因みに、私は500GBのHDDを5つのパーティションに区切り、「CドライブはOSと一般的なアプリケーション」、「DドライブはFSとFS関連アドオン・ソフト」、「Eドライブはシナリー・データ及びFS関連データ」、「F・Gドライブは各種データの保存」エリアとしています。

Ⅱ.Vista環境での注意点

1.CドライブのProgram FilesにはMSFSをインストールしない。

Vistaはセキュリティ向上のため、Cドライブのシステム関連ファイルやProgram Filesフォルダにあるファイルへの書込みを規制しています。
この制約がFSの機能に影響する可能性がありますので、Cドライブにインストールする場合は直接ルート・ドライブ(C:\FS2004やFSX)に、または別ドライブ(この場合はProgram Filesフォルダでも可)にインストールする必要があります。

2.必ず「管理者レベル(管理者ユーザーのパスワードを入力)」でOSにログインする。

前項に関連しているのですが、OSの規制を低下させることを意図しています。

3.必ず「管理者モード」で起動する。

MSFSの実行ファイルがFSのルート・フォルダやCドライブのユーザー・フォルダにあるCFGファイルル等を書換えようとすると、これが拒否されエラーを起こす可能性があります。これを回避するのが「管理者モード」での起動で、FS2004及びFSXの実行ファイル又はそのショートカットを右クリックして「管理者として実行」を選択します。

4.UAC(ユーザー・アカウント・コントロール)を無効化する。

UACをONにしていると、CFGファイル等の書換えで確認画面が表示されることがありますので、OFFにしておいた方が手間要らずです。UACの無効化はコントロール・パネルの「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」で設定します。

5.必要により起動時に「無署名ドライバの読み込みを有効」にする。(Vista 64bitのみ)

Vista 64bitは安全性に係るドライバ゙管理手法が厳格化され、通常は無署名ドライバを読込まない設定になっています。特定はできませんが、同設定を変更しないと一部のFS関連ソフトのドライバが読み込まれずエラーとなる可能性が0ではありません。
エラーが発生した場合は、以下の手順により無署名ドライバを読込むように設定します。

1)OSを起動したら、BIOSのハードウェア認識画面の表示直後に「F8」キーを押します。
2)表示されたブート・オプション画面から「ドライバ署名の強制を無効にする」を選択します。
3)既にOSが稼動している場合は、再起動し前2項を実行してください。

第5項の処理は通常起動でFS関連ソフトを実行し正常に稼動している時は必要ありません。Windows XPでは無署名ドライバの可否設定が可能でしたが、Vista 64bitでは設定自体がないために面倒くさいですね。 続きを読む

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  1. 2010/01/07(木) 06:05:06|
  2. フライトシミュレーター
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「成田空港支援車両シナリー Premium」を用途別に使い分ける

「Hirorin的シナリー管理術」の記事において、シナリーを使い分けるポイントを紹介しました。
今回は、応用編として浦川さん渾身の作品である「AGV 成田空港支援車両シナリー Premium」を取り上げてみたいと思います。

1.フォルダ・ネームの変更

「成田空港支援車両シナリー Premium」のSetup.exeを実行すると、通常は#:\Program Files\FS2004(Fs9)\Addon Sceneryフォルダの中にGmax_Narita_vehicles_premiumフォルダが作成されます。
Gmax_Narita_vehicles_premiumフォルダをコピー操作により2つ作成してください。すると、Addon Sceneryフォルダには、Gmax_Narita_vehicles_premium、コピー ~ Gmax_Narita_vehicles_premium、コピー (2) ~ Gmax_Narita_vehicles_premiumの3つのフォルダが出来ています。それぞれのフォルダ・ネームを以下のように書き換えます。

<スタンダード・バージョン~フライト用>
*Gmax_Narita_vehicles_premium → Gmax_Narita_vehicles_premium_sv
<ライト・バージョン~フライト用>
*コピー ~ Gmax_Narita_vehicles_premium → Gmax_Narita_vehicles_premium_lv
<ヘビー・バージョン~ウォッチング用>
*コピー (2) ~ Gmax_Narita_vehicles_premium → Gmax_Narita_vehicles_premium_hv

※Addon Sceneryフォルダに多数のシナリー・フォルダがある場合は、整理を容易にするため
 Gmax_Narita_vehicles_premiumフォルダを別途作成し、上記の3フォルダを移動しても
 OKです。

2.Option01.zipとOption02.zipのインストール

1)Option01.zipを解凍するとSceneryとTextureの2つのフォルダが生成されます。
  同ファイルはオブジェクトを削減したバージョンですので、Gmax_Narita_vehicles_
  premium_lvフォルダ内のSceneryとTextureフォルダを削除し、Option01.zipから生成
  されたSceneryとTextureフォルダをGmax_Narita_vehicles_premium_lvフォルダに
  移動します。
2)Option02.zipを解凍すると279個のスタティック・スタッフ用bglファイルが生成されます。
  同ファイルは細密度を重視してオブジェクトを増加させた削減したバージョンですので、
  FPSの数値を確認しながら、関連bglファイルをGmax_Narita_vehicles_premium_hv
  フォルダ内のSceneryフォルダに移動します。ハイスペックなPCでは全てのbglファイルを
  移動しても良いのですが、FPSの激減を覚悟して自己責任で行ってください。(笑)

3.シナリー・ライブラリの変更とシナリーの新規登録

1)FS2004を起動したらシナリー・ライブラリ(Scenery Library)を選択し、成田空港支援車両
  シナリー Premiumに係るTitleを「Gmax_Narita_vehicles_premium(standard
  version)」に、Localのパスを「Gmax_Narita_vehicles_premium_sv」に変更します。
2)作成した「Gmax_Narita_vehicles_premium_lv」、「Gmax_Narita_vehicles_
  premium_hv」のシナリー登録(TitleとLocal)を行います。Titleは前号に倣って「Gmax_
  Narita_vehicles_premium(light version)」、「Gmax_Narita_vehicles_premium
  (heavy version)」とすれば良いでしょう。

※上記のTitle は一例ですので、区別が可能なら任意で変更しても差支えありません。

4.シナリーの選択

FS2004を実行したら、ライブラリ登録チェックのON-OFF切り替えにより適宜必要とするシナリーを選択(三者択一)してください。
スタンダード・バージョンとライト・バージョンがフライト用で、前者でスムーズに操縦できない場合は後者を使用します。ヘビー・バージョンはFPSの低下によりフライトには適さないので、空港内を巡回(Hamaさん作の車両<FlightSim.comでDL可>がお勧め)して楽しむウォッチング用でしょうか。

12月1日にANAの期間限定特別塗装機体モヒカン・ジェット(B767-300)の登場に合わせて、「AGV 宮崎空港支援車両シナリー」がリリースされました。
浦川さんのホームページ(以下のリンク)に是非アクセスしてみてください。

「ダイナミックシーナリ工房」

テーマ:ソフトウェア - ジャンル:コンピュータ

  1. 2009/12/14(月) 11:47:23|
  2. フライトシミュレーター
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Hirorin的シナリー管理術

フライトシミュレーター(以下、FS)にはさまざまな面白さがありますが、新しいシナリー(フリーウェアやペイウェア)をインストールしてその都市や空港へフライトするのは、いつもワクワクしてしまいますよね。その際に、必ず実行するのがシナリー・ライブラリへの登録です。皆さんはシナリーの管理をどのようにされていますか。
今回は、私が実践している簡単で効果的な方法をご紹介しましょう。

1.複数のScenery.cfgを使用

FS2004にも仕様によるシナリー登録数の制限(確か2000強でFSによる登録は約1000)があります。あるシマーは2000近くのシナリーを登録していたと聞いたことがあります。これでは、優先順位の変更や登録チェックのON-OFF操作も容易ではなく、どのファイルをインストールしたかも分からなくなる可能性があると思われます。
そこで、私は以下のようにScenery.cfgを大陸別又は国・地域別に作成することでその欠点を回避しています。Scenery.cfgが複数となるため、余程のことがない限り登録限界数を超えることはなく、シナリーデータの読み込みが早くなるメリットもあります。

1)FSのインストール・ドライブとは別のドライブに任意のシナリー登録用フォルダ(World
  Sceneryなど)を作成します。
2)登録用フォルダ内にインストールするシナリーに合わせて、国、州及び都市などの区分
  フォルダ(USA\New Yorkなど)を作成します。
3)最終の区分フォルダにインストールするシナリー・フォルダ(SceneryとTextureが入って
  いるもの、必要によりSceneryとTextureフォルダを別に作る)を移動します。
4)シナリー・フォルダに、「シナリー名」、「インストール年月日」、「インストール・
  ファイル名」を記載したテキスト・ファイル(インストール・メモ)を作成します。
5)デフォルトのScenery.cfgをバックアップします。
6)FSの設定画面で大陸別・地域別(例えば、Asia、Europe、Japanなど)にライブラリ登録を
  行い、「大陸・地域名」、「作成年月日」等を記載した、テキスト・ファイル(エリア・
  テキスト・メモ)を作成します。
7)前項で作成したScenery.cfgとエリア・テキスト・メモ(Scenery_Japan.txtなど)は、大陸・
  地域名を認識できる名前を付けた任意のフォルダを個別に作成し保存しておきます。
8)別の大陸や地域のシナリーをインストールする時は、既存のScenery.cfgとエリア・テキスト・
  メモを保存フォルダに移動した後に、該当するScenery.cfgとエリア・テキスト・メモをFS
  フォルダにコピーしライブラリ登録を行います。
9)大陸間又は地域間をフライトしたい場合は、目的地のシナリーがあるScenery.cfgに出発地の
  シナリーを追加しますので、その都度、6)~8)を実行します。

Addon Sceneryフォルダは、原則として.exeファイルでパス名が変更できない場合やTime Zone等の地域を限定しないシナリーを除いて使用しません。
注意点はScenery.cfgを入れ換えた際の登録不整合を回避するため、『FS2004を起動したら何もしないで終了し再起動後に新たなシナリーを追加する』ことです。

2.Scenery.cfg の活用

1)優先順位の変更
・・・シナリー同士の競合によって表示の不具合や重複が発生することがあります。その場合は、
   原因と思われるシナリーの順位を入れ換えたり、上位シナリーにExcludeエリアを直接入力
   したりして対処します。
2)表示不具合等の原因の特定
・・・シナリーをインストールした後に、そのシナリーの周辺以外で稀に不具合が発生することが
   あります。このような状況では原因となるシナリーをすぐに特定することは困難です。
   この場合は、不具合が発生するシナリー(以下、当該シナリー)及びデフォルト・シナリーの
   ライブラリ登録(Area.038まで)チェックをONにし、それ以外を全てOFFにします。次に、当該
   シナリーの周辺のシナリーから一つずつ登録チェックをONにし、その都度、FSを起動し状況を
   確認します。ある時点で不具合が発生したら、その時にチェックをONにしたシナリーが原因です
   ので、当該シナリーを優先する場合は原因シナリーを削除するかそのライブラリ登録チェックを
   OFFにします。
3)作者が違う同一シナリーの切り替え
・・・複数の同一シナリーをライブラリ登録チェックのON-OFFを切替えることで選択が可能になります。

Scenery management_1
**同じシナリーの使い分け**

注意点はScenery.cfgのTitleとLocalを区別することです。Titleのシナリー名末尾に作者のイニシャルを付けたり、フォルダ名も「KJFK_ab」、「KJFK_cd」のように一目で判別できるようにすると便利です。

3.フォルダ名の変更とインストール・メモ

Scenery management_2
**シナリー・フォルダ名の変更**

空港や建物等のシナリー・フォルダは、解凍した状態のものをそのまま使用するのが一般的ですが、数が多くなると何のシナリーか判別できなくなることがあります。
私は、その対策としてフォルダ名を分かりやすい名称に変更しています。例えば、空港ならICAOコードにしたり、都市の建物なら特徴を示す_objectsや_landmarksを、テレイン・メッシュなら詳細度を示す_st(standard)、_hg(high grade)等の符号をフォルダ名の末尾に付与するとともに、どのシナリーをインストールしたかを明確にするため、インストール・メモを必ずシナリー・フォルダ内に作成しています。

4.優先順位のルール化

Scenery management_3
**シナリー・ライブラリの優先順位**

シナリーのインストールに係る優先順位の基本的なルールを決めておきます。
私の場合は、『空港内オブジェクト>空港シナリー>地域オブジェクト>ランドクラス>テレイン・メッシュ 』の順(左が上位)にしています。ただし、使用するシナリーによっては表示に支障が出る場合があるので、状況を確認しながら地域オブジェクトと空港シナリーの順位を変更することもあります。

5.AFCAD2ファイルのインストール

空港施設に係るAFCAD2ファイル(AF2_*****.bgl等)は、一般的にはAddon Scenery内のSceneryフォルダにインスト-ルします。しかし、同一空港をScenery.cfgのライブラリー登録チェックにより選択して使用すると、AFCAD2ファイル名が同じ場合は片方の名称を変更する必要があることに加えて、Sceneryフォルダ内に同一空港のAFCAD2ファイルが複数存在するために不具合が発生する可能性がないとは断言できません。
そのため、AFCAD2ファイルは対象となる空港シナリーのSceneryフォルダにインストールするようにしています。このようにすると、同一空港の使い分けでも一方のAFCAD2ファイルは読み込まれませんので、不具合が発生する余地はありません。
なお、AGVの作者である浦川さんのBBS(2007/09/27 No.367)に「みんなの空港」のAFCAD2シナリーと神戸空港シナリーの順位設定を誤ると、表示不具合が発生することが報告されています。これは、『デフォルトにない空港ではAFCAD2シナリーを空港シーナリよりも下位にする』原則から外れることが原因です。この対応策はAFCAD2ファイルのフォルダを別に作成したうえで、優先順位を空港シナリーよりも必ず下位に設定しなければなりません。

6.ライブラリ登録とその応用

基本的なライブラリ登録は、FS2004を起動したら追加するシナリーを指定して一旦終了し、再起動して新しいシナリー・ライブラリを作成しなければなりません。
面倒だと思ったことはありませんか、実は前段の手順を省略する方法があるんです。その前に、FS2004におけるシナリーの登録手順(Scenery.cfgの更新)を復習しておきましょう。

1)設定(Setting)画面の「シナリー・ライブラリ(Scenery Library)」セクションで追加する
  シナリーのフォルダを選択し、「OK」ボタンをクリックしてFSを終了すると、そのシナリーの
  必要項目が追加記載されたNewScenery.cfgとScenery.cfgと同じ内容を記載したOldScenery.cfgが
  生成されます。
2)FS2004を再起動すると、NewScenery.cfgとScenery.cfgの作成日時を比較してNewScenery.cfgの
  作成日時が新しい場合は、Scenery.cfgを削除のうえNewScenery.cfgをScenery.cfgにファイル名を
  変更してライブラリを作成します。また、NewScenery.cfgが存在しない場合は、Scenery.cfgと
  OldScenery.cfgの作成日時を比較してOldScenery.cfgの作成日時が新しければ、Scenery.cfgの
  内容をOldScenery.cfgのものに書き換えてライブラリを作成します。

注目するポイントは2)です。「Scenery.cfgよりも作成日時の新しいNewScenery.cfgがあれば、FS2004を一回起動するだけでシナリー・ライブラリーが作成される」ということになります。
つまり、Scenery.cfgはテキスト・エディタで編集できるので、『追加するシナリーの必要項目を追記したらNewScenery.cfgの名称で別に保存すれば良い』という訳です。注意点は、登録の必要項目(Area、Active、Layer、Local等)を正確に入力することです。
なお、その手間を省くための有用なフリーウェア・アドオンが、Lionel Uzan氏作の「FS Scenery Manager」とRanaHossain氏作の「FlightSim Manager」(どちらもAvsimでDL可)です。少しテストした程度ですが、直感的でかなり分かり易い印象です。

7.分かり易いシナリー・ファイルの保存方法

各種シナリーの圧縮ファイルを保存する際には、シナリー管理に係る区分フォルダと同様の構成として判別し易くしています。

本記事は、いつもお世話になっているFSリペインターのVayashiさんのHPに掲載された「FPS向上化レポート 」の一部を編集したものです。AI機やPMDG B747-400の素晴らしいリペイントが多数ありますので、Vayashiさんのホームページ(以下のリンク)にも是非アクセスしてくださいね。

「Vayashi's homepage」

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  1. 2009/11/29(日) 07:20:05|
  2. フライトシミュレーター
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FSへの想い(なぜFS2004を使い続けるのか)

「楽しく(楽しむ)」という言葉はとても重要だと思います。我々の生活は、収入(資金)を獲得するための仕事と得た収入を支払う仕事以外に大別できます。楽しく仕事ができれば前向きになって遣り甲斐も出てきますし、良い仕事がより多くの収入増にもつながるということにもなります。仕事以外では楽しさが面白さにつながり、生活全般の刺激や潤いになってメリハリが出てきます。そうした姿勢が良い循環を形成し充実した人生になるのだと考えています。
楽しむことは、フライトシミュレーター(以下、FS)にも当てはまると思います。FSには様々な見せ所や面白い仕掛けがありますが、やったーと思うのは現実のフライトと同じく最も危険(?)で高度な技術を要求される着陸ではないでしょうか。FSでも大型旅客機を衝撃なくマニュアル・ランディングさせた時は、達成感とともに満足感で必ず嬉しくなってきます。そのための最低限の要件がFPS(Frame Per Second:いわゆるフレームレート)の数値が高くスムーズに動くことです。

FSX package
**FSX(英語版)のパッケージ**

ところが、FS2004の次世代版であるFSXはかなりハイスペックなPCでも高めのDisplay設定にすると、大都市(≒大空港)においてFPSが1桁となることが少なくありません。
これでは、如何に高いスキルを持つシマーでも衝撃が少ない着陸をすることは不可能でしょう。そうしたフライトは全く面白くないし楽しくないですよね。面白さや楽しさが少ないFSを長く使い続けたいですか、少なくとも私はそうは思いません。FSXは最新技術を盛り込み、デフォルト状態でも水や地形の表示が綺麗で動くオブジェクトにより空港も賑やかになりました。しかし、より高品質な表現を求めて設定を高くすると、FPSの低下が顕著でスムーズさが激減してしまいます。また、アドオンが少ないためにFSXの弱点を補完することが難しい状況も出てきます。私だけかもしれませんが、FSXでフライトして楽しいと思うことは余りありません。
ただし、今後のハードウェアの進化等によりどこでもFSXがスムーズに動き、アドオンが豊富になれば私も再インストールすると思います。

FS2004 package
**FS2004(英語版)のパッケージ**

一方、FS2004はFSXに及ばない点が多数ありますが、スムーズに動き、アドオンの選択肢も豊富でフライトするのが楽しく面白いのです。
例えば、フリーウェア(Mail-ware)のアドオンでJFltcrwProとペイウェア(特定の空港はフリー)のアドオンでAES(Airport Enhancement Services)というソフトをご存知でしょうか。前者は、コクピット・ブリーフィングから始まり出発空港を離陸したら巡航し、到着空港に着陸してスポットインするまでのフライトの流れを日本語音声で再現しています。後者は、出発空港ではスポットアウト(プッシュバック)からタキシング開始前まで及び到着空港でのスポットインまでの航空機の動きを、マーシャラーと各種作業車の的確な動作で音声とともに再現したものです。一度、これら二つのアドオンをFS2004にインストールし、キャプテンになった気分でフライトしてみてください。
なお、AESはバージョン2.01(最新版は2.04)からFSXもサポートしています。

「JFltcrwPro」のホームページ

「AES」のホームページ(英語)

「AES」のホームページ(日本語)

「空へ」のホームページ

もう一つお勧めしたいのが、 uraraさんが製作されているAGV(Airport Ground Vehicles)シーナリです。
AESは自機周辺のマーシャラーや車両の動きに限定したものですが、こちらはターミナルビルの周囲やエプロンを走り回る車両やそこで働くスタッフの動きまで再現したペイウェア・アドオンです。音声は付属していませんが、優れているのはオブジェクトのモデリングと動きの巧みさです。グラウンド・スタッフ達が働く姿を見ていると思わず微笑むとともに、フライトよりも空港ウォッチングしている時間の方が長くなってしまいます。(笑)これまで殺風景だった空港が活き活きと動き出し全く違ったものなっていることに驚かれるはずです。

「ダイナミックシーナリ工房」のホームページ

どうですか、面白いでしょ、楽しいでしょ、ワクワクするでしょ、素晴らしいでしょ。これこそが、FS2004を使い続ける理由です。
そして、憂慮するのが「新しいユーザーにFSって楽しくない」という印象を持たれてしまうことです。すると、フライトする機会が減ってFSへの興味が薄れ、FSから離れていく人が多くなることにつながります。その結果、ユーザー数の減少に伴いアドオンメーカーの経営に影響を及ぼすとともに、FSという市場自体の縮小を招くことになります。
マイクロソフトはFSXで自らの首を絞めてしまったのではないか。私はそのように危惧しつつ、杞憂であることを切に願っています。

テーマ:ソフトウェア - ジャンル:コンピュータ

  1. 2009/11/15(日) 16:35:51|
  2. フライトシミュレーター
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